下町ロケットのモデルとなった植松努さんが語る学歴についてです。
日本が作った学歴社会が今の社会にどう悪影響を与えてしまったかとその解決法について話していこうと思います。
ネガティブな意見
いきなりですが、皆さんは何かチャレンジしてみようと思ったとき、友達や家族に
「できるわけない」「どーせできっこない」「不可能でしょ」
なんてネガティブな言葉を受けたことはございますか?
僕はこういう経験何度もあるんですよね!
例えば高校のときにいきなり、
「テストの成績クラス一位目指すわ!」
って友達に言ったら、
「お前野球部で忙しいから無理だろw」
なんて言われたこととかあります。まさにネガティブですよね。
結局、高校二年生と三年生の時に1回ずつ一位取ることができて、友達にそれ伝えたらアへ顔してましたねw
植松努さんも中学校の進路相談で担任の先生に
「将来飛行機、ロケットの仕事がしたい。」
と正直に伝えたら、
「東大に行かないと無理、お前の成績ではどーせ無理、現実を見ろ」
と言われたそうです。
現実について考えてみたところ、
現実=今までの人生=過去←変えることができない
変えることができない過去のために将来の夢をあきらめなければいけない。
そうなると、
努力しても無駄なのかも。。。
となってしまいますね。
こう思ってしまうと、
頑張れなくなる、今できることしかできなくなる、考えたくなくなる。
こういう心境に陥ってしまいますと
「自分なんてどーせ無理。」
という風に負のスパイラルが巻き起こってしまいますね。
相手から言われたネガティブな言葉で自分までもネガティブになってしまう。
これは本当によくないことですよね。
あなたは、こういう心境に陥ってしまってませんか?
こんなことが世界中で起きていて
・頑張れない人
・できることしかしない人
・考えない人
が増えているんですよね。
そのスタート地点が1945年の8月だったのです。
学歴社会の発端
戦後の日本は原爆や空襲の影響で町中ガラクタばかりでした。

復興のためにはたくさんの物が必要となりました。
戦争で焼けた日本では誰かが発明した1を10にしたり100にしたり大量生産する仕事がとても重要な仕事だったんですね!
例えば、自動車や原子力発電所、ラジオ、家
やがてこれらの物を大量生産する会社はたくさんの人を雇ってくれたんですね。
これらの会社のことを、一流企業や大企業と呼ぶようになりました。
親たちは自分の子供をここに入れたいと思いました。
why?
→安定していて楽をしてお金をもらえるから。
この結果、応募が殺到しました。
多くの人間を面接するのが面倒になったこれらの会社は、
一次試験を学歴で選ぶようになりました。
こうして大学は学問を探求するための場所ではなく、いい会社に入るための資格に変わってしまったんですね!
途端に、
高校は大学に入るための資格
中学は高校に入るための資格
つまり、
楽と安定を求めたら学問は資格商法と化した。
ということです。
これは正しいことではないような気がしますね。
消費社会
知恵と工夫があればそれが個性となり希少価値(ブランド)が高まり
高い×少し
の勝負ができるんです。
しかし、
他の人と同じことをすることが美得な協調性の日本社会では、他人と同じことしかしないために
安い×沢山
の勝負しかできないんです。
そしたら日本は安いからたくさん売らないといけないですね!
でももし物が行き渡っていたらどうすればいいと思いますか?
簡単です!
壊れやすくすればいいんです!
消費を強制すればいいんです!
まだ世界中でアナログテレビが使われているんですよ?
なぜ日本からなくなってしまったんでしょう?
賞味期限と消費期限があるのはなぜでしょう?
同じ自動車なのに日本向けと海外向けで寿命設定が違うのはなぜでしょう?
おかしくないですか?
実は 安い×沢山 の企業はわざと壊れるもので仕事を無理やり作り出すしかないのです。
国家の力
=国民の力の総和
=国民の力の蓄積
それを分かりやすく教えてくれるのが、これです。

これは4500年前の人たちの努力です。
それがいまだにエジプトにすごい経済効果を生み出しています。
日本では、愛する家族のために建てたマイホームは、
ローン返済のために仕事する。家にはあまりいない。子供と遊ぶ時間ない。
→子供が大きくなって家を出る。まだローンは残ってる。
→ローンを払い終わっても築30年には寿命がきて取り壊し。

他の国と比べてこんなに寿命が短いのはなんででしょうか?
もうお分かりですよね!そうです!
壊さないと次が売れないからです!
こうして、むりやり売りつけたから人件費が高くなりました。
家のローン、学費、自動車、老後の備え
いくらあってもお金が足りない。
そして今、人件費が高いから日本人が働けないという状況です。
これが日本人が作り出してきた悪循環なんです。
これからの社会
日本が生み出した悪循環の一方で今ロボットが大活躍しています。信じられない速度で日本中に無人工場が増えているそうです。またあと五、六年で運転が字度王でできてしまう可能性すらあります。
これってマイカー持つ必要がないんですね!スマホで呼ぶだけできてしまうそうです。
そしたら車を売る仕事や治す仕事はどうなってしまうのでしょう?
買い物も自動化されてきてますね。
便利な世の中ですね!人間の働く場所は無くなっていきますが,,,
ロボットが人間よりも優れてるところはどこでしょうか?
・人件費がかからない
・24時間働ける
・仕事にミスがない
・不平不満を言わない
・壊れても直せばまた使える。
などですかね。
恐らく大勢の人間が職を失います。
そうならないためにはロボットに負けなければいい。
ロバットに負けないためにはどうすればいいか?
それは「考える」ことです。
これからの社会では考える人が必要なんですね!
すでにそれに気づいてる国があります。
フィンランド(ノキア)
イスラエル(インテル)
スウェーデン(ボルボ)
この三つの国の共通点は
教育費がただ、小学校から起業、発明の方法を学べる。
ということです。
それに対して、日本の教育はどうでしたか?
日本の教育は「雇われ方」を学びますね!
またアップルやダイソンという企業は訳の分からない商品を次々に生み出しますね。
考える人が必要だと世界は気付いたんですね!
この「考える人」とは具体的に何か?それは、
やったことがないことをやりたがる人
あきらめない人
工夫する人
です。
生まれた時からあきらめ方を知ってる人はいません。
しかしどうして私たちはあきらめ方を覚えてしまったのでしょうか?
それが日本教育だと言われています。
日本はおとなしくて聞き分けのいい都合のいい人間を作る教育です。

なぜかというと、ロボットが発達していなかった時代の企業はこう言った人間が欲しかったからです。
しかしこれからは、そんな素直で真面目なことは、全てロボットが担うので、そういう人間は必要なくなってしまうのです。
ちなみに日本で一番過疎化が進んでる場所がどこだかしっていますか?
それは秋田県です。
秋田県は学力テストの成績が全国一位です。
学力向上に力を入れるほど過疎化率は高まります。
なぜ学力向上を目指すのでしょうか?
頭がいいと幸せなんでしょうか?
選択肢が多くなるからでしょうか・
植松さんの会社にはいろんな人が見学に来るそうです。
灘高校(偏差値75以上)という日本屈指の進学校が見学に来た時、彼らは悩んでいたそうです。
どこを受験すればいいかわからなくなり、偏差値で学校を選びそこで病んでしまう人が続出したらしいです。
また韓国の化粧品会社では、研究開発が必要で頭のいい人間が集まるそうですが、ロボットに仕事を任され、多くの人がリストラされ自殺してしまう人間が続出するらしいです。
ちなみに秋田県の自殺率も日本の中で高いです!
頭がいいことは幸せには繋がりませんね!
あきらめ方を知ったあなたは我慢の本当の意味を知っていますか?
あきらめること、望まないこと
だと思ってませんか?
あきらめてよくなる未来は100%ありえません。
本当の意味は
「別の方法を考える。」
というものだそうです。
あきらめ方を教えたのは,,,
やったことがない人なんですね!
そんな人に相談してもできない理由を教えられるだけです。
やりたいことがある場合は、
やったことがある人に聞きましょう!
そうすればその人の経験や行動に繋がる何かを教えてもらえるはずです!
周りにそういう人がいない場合は、
自分の夢をSNSなどで発信しましょう!
そうすれば、やったことがある人とつながれる可能性が広がりますね!

まとめ
今回は日本の教育が皆さんにどう悪影響を与えてきたかについて話しました。
植松さんが身に染みて感じたことですので信憑性がありますよね!
自分の夢を誰かに批判されても負けないで立ち向かってください!
今回は以上です。