お前よ。
そう。お前だ。今、この文章を読んでいる大学生のお前だよ。
今からお前に俺の歴史「大学中退」についての話を進めていく。
今の日本には、昔の俺や今これを読んでるお前のようなプチインテリな奴がたくさんいて、様々な悩みを抱えている。
モテたい、就職したくない、自由にいきたい、好きなことで生きていきたい。
そしてそのために今の状況を変えないといけないと。
そう考えて生きているのは君だけじゃない。
俺は大学生時代にそんなことばっか考えていた。どちらかというとそれまでの人生良い感じにやり過ごしていった。だが大学生になった瞬間から負の街道を時速200キロで突っ走るかのような感覚が芽生えてきた。
本当にこのままでいいのか。今はつまらない毎日だけど大学卒業したら素晴らしい人生が待っているのか。もっといい選択肢があるのではないかと。大学中退したらどうなるのか。
心のどこかで僕と同じことを考えている君に是非この記事を最後まで読んでいってほしい。
大学中退に悩む理由
今年で23歳になる俺は大学二年の頃に明治大学理工学部を中退をした。そのことについて振り返っていきたい。
6歳のころから高校まで野球に熱中していた。そして野球部に慣れ始めた高2の春からそれまで勉強をおろそかにしていた俺は勉強にも目覚めた。目覚める前のテストのクラス順位は40人中30位くらいだった俺は急速的にクラス順位を上げていった。
進学校であったが、そこまで偏差値の高い高校ではなかったという理由もあったが最初から結果が出たことをきっかけに勉強が楽しくなった。やればやるほど順位が上がる。
そして三年の頃にはクラス1位を取ることさえできた。そして野球部を退部した後は進路について考えた。
今の成績があれば、明治大学に指定校推薦が狙えると先生から聞かされた。別にこだわってる大学がなかった俺は、有名な大学という理由でそこに決めた。
明治大学理工学部に入学。何人か友達もできて最初の頃は比較的新鮮で楽しかった。
しかし、時間がたつにつれて段々味のしなくなったガムを噛み続けているような毎日となった。人生と時間を無駄にしてる感否めないかった。その原因を自分なりに考えた結果。
「熱中できるものがない」
ということだった。
高校生の頃は、野球、勉強に熱中できた。目的があったからだ。
今思えば、目的を自分で作るという力が当時の俺には欠けていたのかもしれない。そしてその能力はとても大事だということ。
今でも思う
それに加えて、理系教授たちのぬるい授業だ。明らかに今までの人生で童貞を守り続けたかのようなオーラをまとった覇気のない彼らの講義はとても退屈なものだった。恋愛という厳しい現実から逃げた末にたどり着いた研究に没頭するという選択肢を選択する彼らの話を聞くだけでマインド低下につながってしまう。
おそらくこの点については、理系と文系では違ってくると思う。
そして文系は進級にするにつれて段々楽になるのに対して、理系はその逆。これが理系が背負う運命なのである。
2年の頃には教科書の内容をレポート用紙20枚に書き写すという課題を出す始末。しかも毎週だ。
意味のないことをしてる自分に腹が立ち、このままいくと社会の歯車と化してしまう未来が見え、ある日の授業中俺は決意した。
隣のあんまり仲良くない安達君に、
「俺明日から大学くるの辞めるわ。」
といった。
あんまり仲の良くない安達君は、
「困るよ、君がいないと話す人いなくなっちゃう。ほんとにダメ。」
と僕を慰めてくれた。
そして次の日から僕は大学に行くのをマジで辞めた。
まず、親に連絡を入れた。案の定、親も止めてきた。
しかし俺は揺るがなかった。
連絡を入れた同時刻、期末のテストが始まっていたから。
もう落単決定していたから。
そして大学中退の手続きをした。担任の先生と軽い面談をした。
中退する理由やした後何するのかなどの質問に答えたら終わりだ。
一つだけ中退する際の後悔がある。
それは、学生証を返してしまったことだ。
学生証は割と使えるのでできるなら返さないほうが良い。
なくしてしまったので、などと白を切れば大丈夫だ。
そしてその日から俺に無の日々が続いた。鬱になったことさえある。
そんなところだ。
ストッパーの存在
君が大学中退をするにあたって、
親や友達がストッパーになる。なんてものがある。
その悩みのはすごい共感できる。俺もそうだったからな、俺のために入学金や授業料、一人暮らしに必要なお金を工面してくれたことに対して中退で返すことの理不尽さは重々承知している。
だがあえてそんな君に往復ビンタを食らわせたい。目を覚ませ。
親はお前に幸せになってほしいから大学に通わせた。
だがお前は現に幸せになっていないじゃないか。
相手のニーズを無視した努力はただのエゴである。
そのストッパーを振り切るとマインドが上がるぞ。
今を生きてないやつには一生今は来ない。
「いつか幸せになりたい」と思ってるやつは、たとえその時がが来たとしてもその時さえ「いつか幸せになりたい」と思ってるんだ。
だから今までいろんな偉い人は散々「今を生きろ」と言い続けてる。
もしかしたら大学中退という選択肢を選んだほうが結果的に幸せになれるかもしれないじゃないか?
そもそも高校生に大学進学することが当たり前になってる社会だし、若さ的に判断基準がないのがしかたないことだと思う。経験が足りないからこそいろんなことに挑戦して判断材料を集める。それが大事だと思う。
20代っていろんな挑戦して失敗していい時期じゃないの!?
そして大学卒業、学歴なんて就職のときにしかほぼ利用価値しかないと思う。
本当に就職したい会社があるなら別だが現在の就活生だっていろんな会社を受けまくって、拾ってくれる会社があればそこに決めるってスタンスが一般的だと思う。たとえあったとしても君はその会社にどれだけ詳しい?結局見てるのは知名度や年収じゃないか?入ってみた思ってた雰囲気と違うことだってある。今の大学のようにな。(ちなみに俺はTENGAに就職してみたい。)
勿論学歴なんてあってそんなことはないが、そんなスタンスなら初めから学歴をうまく使いこなすことはできない。
たとえ大学中退した後、やっぱり大学卒業して学歴が必要だと感じたならまた入ればいい。そう気づいたなら中退したことに意義がある。大学への取り組みも変わるし君のエピソードトークできっと役立つ。
大学中退で人生終わるか?
他にも大学中退したら人生終わるんじゃないかって悩みもあると思う。
そんなわけねぇだろ。
そもそも大学進学してないやつなんていっぱいいるし、高校すら卒業してないでのびのび生きてるやつだってたくさんいるってこと。
もっといろんな人に出会って話してみてほしい。君が知らない人種がいっぱいいていい刺激を受けるだろう。
俺も大学中退してからネットカフェで二年弱放浪しながら働いたりした。普通に生きてたらできない経験をできた。
まあある意味人生終わってるように見えるかもしれないが俺自身がおもしろいと思えてるのでそれは関係ない。
多様化している世の中で普通のままでいるほうがオワコンなんじゃないかな?
普通の人では経験できないことにこそ価値があるし、今これを見てる君が俺に対して面白いって思っていればなおさら価値がある。
まとめ
今まで長々話したが、結局大学中退するかしないかは君の決断次第。
中退が悪か正義かなんて明確な答えはない。
中退した後、悪にするか正義にするかはその後の行動次第。
やるやつはやるし、
やらないやつはやらない。
ただそれだけ。
若いんだから失敗して当たり前だと思うし、その失敗を判断材料にして次に活かしていけば失敗じゃなくなる。
逆に現代の若者こそ適当に生きればいいと思う。
人生何とかなるでしょ。
今回はこれで以上だ。いろんな悩みあると思うけど適当に解決していこう。
ここまで読んでくれてありがとう。同志よ、君に幸あれ!