俺が貯金したくない理由

今ではいろんなインフルエンサーが貯金に対しての考え方を改めるよう投げかけている。

俺自身も20代に入ってから非常識な生活を送ってきたことで、今まで捉われていた価値観を少しは払拭してきたが、その中で大きく変わったのは貯金に対しての考え方かもしれない。

みんなも小さいころから親から貯金しなさいと言われた経験があるかと思う。今でこそわかるが、成功者でもなくお金の専門家でもない親の意見は大体間違っている。今回はそんなみんなに俺の貯金に対しての考え方をシェアしていこうと思う。

 

 

金利の話

聞いたことがあると思うが、俺たちの爺さん婆さんの時代の金利が今よりも高かったってことは知っていることかと思う。

どれくらい高かったかというと1990年あたりでは8.0%を超えていた。今ではなんと0%を下回っている。

金利8%は100万が一年間放置しただけで8万円を生み出す高金利なわけで、そんな時代であれば貯金が超得策だと誰もが思う。その思考を30年後の令和の2020年にまで持ってきていることが奇跡だと思う。

だが多くの日本人が未だに貯金をすることで安心感をえているのも事実だと言える。

そして日本の金利は世界の国と比較するとどうなんだろう?

2020年4月現在で金利が高い国は、トルコで9.75%、メキシコで6.50%、ロシアで6.00%。低い国は、スイスで-1.25%、日本が-0.10%、欧州が0%だ。

しかも日本人は未だに金利が低いにも関わらず世界で最も貯金をするという事実。

そんな日本人に俺はメスをいれていこうと思う。

このグラフを見るだけでも、貯金することの価値が下がっているということを分かってほしい。そして今時点のお金の価値が高いということも分かってほしい。

小学生の頃に貰った1万円と今貰う1万円どっちのほうが価値が高く感じるだろうか?おそらく小学生の頃に貰う一万円のほうが何倍も価値が高く感じるだろう。 ということは今僕は20代だが30代の頃のお金の価値は今よりも落ちているということ。

ということは年を取るにつれてお金の価値が下がっているということだ。

もう一つの理由は、物価が上がっていることだ。日本は自国通貨で経済が回っていて、いつでもお金を刷れる状況にある。物価を挙げることが簡単ということ。物価が上がれば今まで100円で買えていたものが150円になってしまうことにもなり得る。

最後の理由は、消費税だ。消費税が上げれば上がるほど使えるお金が減るということ。今は消費税が10%だ。消費税10%があらわす本当の意味。

それは、1万円札を使った場合9000円までしか使えないということだ。ということはこれがら消費税が上がる傾向にあるので今のうちに消費したほうが得策であるということが言える。

以上の理由から、今時点のお金が一番価値を持っているということが分かる。これを知らない人が多いということが今の日本の現状だ。お金の勉強を子供のころから受けてこなかったので仕方がない。(僕も最近になって気付いた。)

これが僕が貯金をしたくない理由だ。

 

お金をどう使うべきか

この問題に関しては色々な意見がある。今で言うとFXなどの投資をするべきという考え方が主流になっている。他には、本や教材を買って知識に自己投資するべきだとか、人に投資するべき、健康が大事だから食べ物に投資するべきetc….

どれも効果的で正解なんて存在しない。だから難しい。あえて僕がどうお金を使えばいいか聞かれたら、経験と生活に変化を与えるものに使うべきだと答える。

20代のうちは投資というより経験値を増やすことのほうが重要だと考える。20代は人生のうちで一番体が丈夫で行動力、エネルギーがある。年を取っていくにつれてなくなってしまうものだ。今しかできないことほど重要なものはない。

そしてより大事なことが、他の人が経験したことないことを経験することだ。

60代のおばさんを抱く、ホームレスになってみる、売り専で働いてみるなど(全然お金かからない)することでその話が一生話のネタになる。マインドが高まるだけじゃなく、その話を聞いた人が君に興味を持ってくれるかもしれない。その人との出会いが人生にいい影響を与えてくれることもあるだろう。

他の人がしない経験を持つことで、それがあなたの魅力となり、一般人との差別化となる。

経験する過程で得られる学びは本や教材で得られる知識よりも生きた知識となる。体で体感した知識は頭から消えないが、本の内容は行動に移さなければ一週間とも持たない。

そして、生活に変化を与えるものにお金を使うべきだ。お金を使って生活に一切変化を与えないものは無駄だと思っている。たとえば洗濯乾燥機は必須だろう。これがあるだけで家事に革命を起こしてくれる。

あとは、社会人や学生であれば会社や学校からできるだけ近いところに住むことで通勤の時間やストレスがカットされる。

生活する際の無駄な時間をカットするだけでストレスが軽減されて生活のレベルが段違いに変わるのでお勧めだ。

人それぞれ得意なものや好きなものが違うので一定数しか正解はないと思う。実際に自分でお金を使わないと、お金の使い方は学べないと思う。

お金を持っていても、お金の使い方が下手だと詐欺などに騙されてしまうこともあるだろう。だからこそ、自分のお金を使う経験で養っていってほしい。

まとめ

今回の記事で言いたかったことは貯金は金を腐らせる行為だということ。

若いうちに無理してでもお金を使ったほうが良い、そのうえで貯金に対しての考え方を改めてほしいという内容だった。

お金の使い方は人それぞれで実際に使う過程で学んでいくべきだということ。

知識と経験であれば経験に投資したほうが君の魅力にもなり一生使うことのできる武器になるのでおすすめだということ。

もし今回の記事を読んで少しでも考え方にいい影響が出たと思ったらすぐに行動に移してくれると嬉しい。

それでは今回はこの辺で終わりとする。それでは良いマネーライフを!