元ネカフェ暮らしがおすすめする完結済漫画5選 後編

先日、netflixオリジナル作品「全裸監督」を一気見した僕は2018年からネカフェを転々とする生活を二年弱続け、その生活の中であらゆる漫画を読みあさった。今まで50作以上読んできたが途中で飽きて読むのをやめてしまうことが多々あった。そんな僕でも最後までしっかり読みやすく、引き込まれ、影響を受けた漫画をネタバレはしない程度の情報量で紹介していきたい。

ちなみに僕が一番使ったネットカフェは

gran cyber cafe BAGUS だ。

ここは超おすすめする。めちゃくちゃ居心地が良く、ドリンク、アイスクリーム、シャワー、その他サービスが充実している。本当にお世話になりました。感謝してます。

 

若干話がそれたが漫画紹介していこう。

 

バトル・ロワイヤル

2000年に実写化もされ、若かりし頃の藤原竜也、北野武、柴咲コウなどが出演した作品。ネットフリックスでも見れるので映画版もおすすめだ。物語の概要は、政府が全国の中学生3年のクラスの中からランダムで1クラスだけを選び、一人ひとりに武器を与え無人島で最後の一人になるまで殺し合いをさせるサバイバルホラー漫画だ。

クラスメイトは自分たちの個性を活かしてこの殺し合いゲームに参加していく。

映画版では柴咲コウが演じたキャラクターは自分の美貌を活かして戦ったり、中学生と思えないハッキング技術を使いゲームからの脱出を試みるキャラなど容姿、頭脳、身体能力が完璧な者が殺人鬼となるなど様々な展開で楽しめる。

また人間同士の疑い、信頼、裏切りなど心の読みあいもおもしろい。

・全15巻で比較的読みやすく、ネットカフェで読むにはちょうどいい作品

・漫画としての完成度が高い

・物語の進むスピードが丁度よく飽きない

・絵が個性的でおもしろい

・戦闘シーンに迫力がある

・展開があんまり予想できない

・漫画「王様ゲーム」が好きな人は多分好き

 

寄生獣

こちらも実写化された作品で漫画としてのクオリティが化け物級だと思う。このシーンはトラウマになる人もいるんじゃないかというほど衝撃を受けたと同時に一気に作品に引き込まれるシーンでもある。

物語の概要は、突如宇宙から飛来した寄生生物が主人公の体に侵入し、右手を支配されてしまう。主人公の高校生泉新一は脳の支配は免れた。脳への侵入を許すと上の画像のようになってしまう。右手を支配した寄生生物ミギーと主人公は他のパラサイトたちに狙われる。

進撃の巨人のように作中でタイトルの伏線回収されたときは一本取られ、気持ちよかった。

物語が進むにつれて、主人公の周りの状況が一気に変わるとともに心の成長と顔つきが変わる。その姿が尾崎豊に似ていて尾崎豊好きの僕としては主人公がめちゃくちゃかっこよく見えた。

・10巻完結で物語に無駄がない。

・一日あれば読み切れる

・メルカリ中古で2000円前後なので、コスパ良い。

・シンプルにストーリーが面白い

・主人公の成長に高まる

・神漫画

 

ヒカルの碁

高校生時代、図書室にあって何気なくとって読んでみたらドはまりした漫画。名前は聞いたことあるけど、囲碁のことよくわからんって人にこそ読んでみてほしい。

碁をテーマにこんなに面白い作品が作れる、ほったゆみ恐ろしい。

何がすごいって主人公の成長と小畑健の絵の成長が同時に起こるから、ストーリー全体のクオリティが上がっていくところ。

物語のあらすじは、ごく普通の小学校6年生である進藤ヒカルは、祖父の家で古い碁盤を見つける。その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊に取り憑かれる。以降、佐為はヒカル以外には姿も見えず会話もできず、物を動かすことすら出来ない存在であることを前提に物語は進む。

数々の漫画を見てきた俺が思うに、漫画の一話目が一番面白いのはヒカルの碁だと思う。一話目で心を掴まれた。一話目でこれはヤバい展開が起こることを確信してしまった。

君の周りにも漫画の中でヒカルの碁が一番好きという友達がいると思う。ナンバー1をとれる作品だと思う。

・主人公が成長する漫画の代名詞

・漫画界1を争う絵のうまさ

・23巻完結で見ごたえがある

・感動して目頭熱くなる

・一話目で引き込まれる

・女の子にもおススメできる

 

GANTZ

またも実写化された作品。実写化映画ってつまらない作品が多いが、これはめちゃくちゃおもしろい作品だった覚えがある。

そんな作品の漫画がつまらないわけがないだろう。

圧倒的世界観で飲み込まれる。死んだ人間がたどり着くマンションの一室。そこに奇妙に置かれたGANTZという黒い球。謎のゲームに参加させられ、黒スーツをまとえば超人的な能力を手に入れられる。ゲームの成果に応じて点数がもらえる。

簡単に言えばこんな感じだ。

ストーリーも面白いがこの作品のすごいところをあえて言うなら、ヒロインの存在だ。可愛い女の子がたくさん出てくるが、地味な女の子がヒロインになる。なぜその子をヒロインに選ぶんだ!って感じるがその女の子がだんだん好きになって最終的にこの子がヒロインで正解だったな。って気持ちになる。この地味な女の子を段々好きになってしまう。読んだことある人ならこの気持ちがすごい分かると思う。

そして絵がすごくリアルだ。絵がうまいっていうかそのまま。東京、大阪の街並み、それ以外に誰しも一度は行ったことあるであろう場所がすごい再現度で描かれてるので話に入り込みやすくなっている。ここも僕がこの作品が好きな理由に挙げられる。

終わり方に賛否両論があるが僕は全然面白いと思えた。

・37巻完結なのですこし長いが一気読みできる

・世界観が現実的だが現実的じゃない

・敵が奇妙

・女の子が可愛い

・迫力のある戦闘シーン

・気持ちよく敵を倒す。

・GANTZスーツ欲しくなる

 

SLAMDUNK

スポーツ漫画といえばこれでしょう。

不良青年が一目ぼれした女の子をきっかけにバスケットボールに熱中する作品。

大ヒットした漫画にはそれなりの理由がある。

井上雄彦という芸術家ともいえる絵で表現する、バスケの迫力。

主人公桜木と流川のライバル関係と男の友情。

バスケ部顧問安西先生の存在。

控え選手が大活躍するシーン。

桜木がバスケを通して人間を磨いていく姿。

伝説の山王戦。

当時この作品を読んだことでバスケの人気が爆発的に上がったと言われている。そしてスラムダンク奨学金というバスケットボールに取り組み、高校卒業後も競技を続けることを希望する高校生を対象とし、奨学生はアメリカの大学へ進学することを目的としたプレップスクールに派遣される制度ができるほどのすごさ。

漫画のスケールではないことはもはやだれが見ても分かる。人生を大きく変える力のある漫画といっても大げさではない。

一度読んでみればさらにわかる。本当におすすめできる。

・31巻完結

・絵が芸術

・胸が熱くなる

・何かに熱中したくなる

・勇気をもらえる

・多くの人の人生を変えた作品

 

今回も俺がおすすめする漫画を5つほど挙げた。どれも読んで後悔はしないと思う。是非これを機会にどれか読んでみてほしい。

今君に悩みがあるなら解決するヒントが隠されているかもしれない。もしかしたら君の人生に影響を与えてしまうかもしれないほど素晴らしい漫画だ。

一人でもこれを機にこれらの漫画に興味を持ってくれたら嬉しい。

今回はこれで以上だ!それでは。